endingにはまだ早いから

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Happy wedding

恋は盲目だけど、渋谷をウェディングドレスで駆けた女のことを忘れることはないでしょう

 

師走の第2週はクリスマスパーティーなんて誰が決めたのか分からない

 

主役は私で間違いないし、自信の無い人は是非ともウェディングドレスに身を包み都会の夜を颯爽と駆ければいい。

もう今後プレゼンに緊張はしないし人の目は二度と気にならないから

 

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全員が私の式場に駆けつけて、みんなが一律私のパーティーに出席するためのお金を払っているようで滑稽。下卑た笑みを隠すために白いベールで顔を隠して汚れた手をレースの手袋に包み、マリアの証明をするために純白のドレスを纏うのね。参列者の方々と写真を撮り、パーティーでかわいい綺麗と、もてはやされて、あと足りないのは白馬の王子様ただ1人

 

別に白馬でなくたって王子様でなくたっていい

 

君が迎えに来てくれれば私は姫にも女王にも魔王にもなれる。

 

だから、王座は貴方のもの

 

来年の予定も華束も美味しい食事もありがとう

この日が完璧になったのは貴方のおかげ

 

慣れないことしてお迎えに来て、花を渡してくれてありがとう

 

一生の思い出になればいいと思っていたけどこれはもう全員が忘れられないでしょうね

 

みんなの思い出の中で永遠に綺麗なら、私は笑ってガラスの靴を置いていける

 

冷めやらぬ興奮を昨日に置いてさぁさ現実に戻りましょう

 

きっとまた夢を見させてくれるのは私を王座の隣に就かせてくれる貴方だけ

 

早く迎えにおいでなさい

私が純白であるうちに

 

私の全てをもってして、あなたの邪魔になる者を排除し、私の愛をもってして、あなたの欲しいその全てを与えます

 

私は姫にも女王にも魔王にもなれるから、君の望む私でいよう

 

可愛い姫は短剣を裾に入れ王子の胸に守られて、女王はその王座の下に沢山の犠牲を強いて民にケーキを配り歩き、魔王はプレゼントに世界の半分をラッピングして気持ちばかりと渡すけど

 

 

これからもよろしくお願いしますね

私だけの王子様

 

                  

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