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キャロライン・ウォルターの墓の謎の花束

世界の不思議な話に‘ キャロライン・ウォルターの墓の謎の花束’というものがあってね

 

 

内容はこう。

1867年、ドイツのフライベルクという都市である悲劇が起きた。キャロライン・ウォルターという16歳の若き女性が亡くなったのだ。彼女の姉はこの事にひどく心を痛め、彫刻家にお願いをして、彼女がベッドに横たわる姿そっくりに象った墓を作ってもらったそうだ。ここからが少しぞっとする話なのだが、それから148年間、彼女の姿をかたどった彫刻の腕の中には定期的に同じ花束が添えられているという。数年でもなく数十年でもない、148年だ。

 

というものなんだけども、彼女はもしかして人でない者と恋に落ちたのかしら?

 

私も148年愛されてみたい

 

君は無理だよって言うだろうけど、私はできるんだよ。100年たっても1000年たっても残るものってなんだと思う?ってロミオとジュリエットを題材にした本で論じられてた。何も残らないんだって。私たちのいた記憶も存在も、何も残らないんだって。

 

逆にロマンチックじゃない?

今の人生、私達の思い出にしかならないの。

いい?148年くらい、私は愛せるの。

 

でも、どうなのかしらね。

まぁ私は今酔っているから、分からない。

君じゃなくて、お酒に、酔っているのですがね。

 

ごめんね。愛されすぎて

 

 

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